管理職研修(2日間)

企業をめぐる環境は激変し、これに対応して企業の管理職の役割も変化しています。以前の管理職は年功主義色の濃いものでしたが、今の管理職に対する評価は、成果主義的要素のウエイトが多くなってきています。言い変えれば、管理職は組織の業績に直結した存在でなくてはならないということです。具体的には、管理職が行動し、部下を育成することによって売上を増やし、コストを引き下げ、損失を防止するなどの方法で新しい利益を現実に生み出し続けなければなりません。

管理職の業務を大きく分けると「業務」と「人」および「管理」と「改革」という4面で捉えることができます。特に、これからは「改革」が重要であり、「改革」によって業績を伸ばしていかなければなりません。

本研修では、最初に環境分析をします。世の中の動きである「外部環境分析」。自社の環境分析である「内部環境分析」。もうひとつは、ご自身が担当する組織の動向を把握する「市場環境分析」です。この3つの環境分析から自部門でやらなければならないことと今後の課題を明確にし、その対策を検討します。

プログラムの例

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時間1日目2日目
9:00【オリエンテーション】

1.管理者の役割と責任を確認する
①管理(マネジメント)とは何かを整理する
②管理に必要な8大機能を理解する
③管理者の役割と立場を確認する

2.管理者に必要な能力の確認を確認する
①管理者に必要な総合的管理能力とは
②管理者の行動力で決まる5つの実践スキル
③管理者が日常的に実施する4つの展開スキル
【前日の振り返り】

6.職場を活性化する対策を検討する
①職場を活性化するための留意点を整理
②燃える集団に必要な3つの要素を確認
③職場活性化の基本となる4つの行動


7.コミュニケーションの重要性を知る
①コミュニケーションがうまくいかない理由
②部下とのコミュニケーションを保つ方法
③部下を動かす「叱り方」を実践する
3.管理者の重要職務「仕事の管理」を確認
①計画を作るときの留意点を確認する
②管理者の指示と命令が部下の行動を決める
③管理者の仕事に必要な7つの能力をチェック


4.管理者の問題意識が仕事の改善を促す
①問題解決の手順を理解する
②改善活動を行うための留意点を整理する
③主な職場改善手法を理解する


5.今日のまとめ
8.部下の指導と育成を考える
①部下を指導・育成するポイントを理解
②部下を育成する方法を検討する
③部下へ命令するときのポイント


9.目標管理と評価が部下を育てる
①目標設定が重要な管理者の役目
②目標管理を徹底するための進め方
③目標設定面接で部下を育てる


10.まとめ
17:00終了終了