KJ法を活用した業務改善セミナー
業務改善の対象は「仕事」です。仕事をよくみると、「モノ」、「コト」、「ヒト」から成り立っています。実際の業務改善は、この「モノ」、「コト」、「ヒト」を対象にします。もっとも多い対象は「モノ」です。具体的には、業務の方法、段取りの仕方、仕事の流れに置き換えられます。これらは「目にみえるもの」であり、その「扱いを変える」ことで、すぐ業務改善に着手できる対象です。
これからはナレッジ(知恵)の時代といわれるように、「モノ」以外の業務も対象となってきます。たとえば、新しい業務課題に対応するために、仕組み、ルール、手順といった「コト」を扱うこともあります。これらは、プロジェクト、企画、開発など「決めごとの変更」として変える対象です。
また、既成概念、価値観、熱意や想い、感度といった「ヒト」を扱うこともあり、組織風土、コミュニケーション、意識、態度なども改善対象です。
「コト」や「ヒト」は目にみえない抽象的なものです。業務の成果としては非常に大きな改善課題です。これからは、人間の活動や感情までを対象に考えていくことが多くなります。業務改善の対象はますます広がります。業務改善に着手するときは、何を、どこまで、改善するのかを検討することが重要です。
プログラムの例
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時間 | 内容 |
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0:00 | 【オリエンテーション】 1.業務改善のスタートは・・・ ①業務改善の成否はムダを見つける“目”によって決まる ②仕事をスムーズに行う時間管理 2.職場改善の考え方 ①問題とは何か ②業務を「見える化」する ③業務改善の事例紹介 3.悪いサイクルを良いサイクルへ転換する 【演習】 ①職場の問題を洗い出す(問題の抽出) ②問題が発生する原因を見つける(問題の細分化) ③一番簡単で効果がある対策を検討する(問題の解決策) ④検討した対策を実行計画にする。(問題解決の実行計画作成) まとめ |
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